震災以前は、漁業や農業など一次産業が盛んだった本市では、完全に復旧復興するまでに時間がかかることに加え、年齢的な要件などもあり、なかなか希望する職業に就くことができない状況が続いています。また、仮設住宅での生活は、困難なことも多く、笑顔が少なくなりがちです。鍋敷きとコースターは、被災した方々が一枚一枚心を込めて手作りで製作したものです。一部、不揃いなものもありますが、作業を通じて、少しずつ笑顔の輪が広がっています。
自動車部品を中心に革新の技術・サービスを世界中で提供するボッシュ・グループから支援いただいた電動工具(糸鋸)を使って加工、制作された商品です。地元の力だけでなく、後ろから支えてくれる多くの皆様が今の東松島を作っています。心より感謝申し上げます。